一条工務店の床暖房

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 こんにちは。鈴木の妻です。

 めっきり、年末近くなり、とても寒くなっていますが、皆様体調はいかがでしょうか。

 我が家の子供たちは、鼻を垂らしていますが、熱で休むことなく毎日過ごせています。静岡県では、今インフルエンザが猛威を振るっており、ここ伊豆高原エリアも例外ではなく…保育園でも、インフルにかかった子たちが続々と出ております。あまり体の強くない我が子たちが、いつかかってくるか…

 とりあえず、インフルエンザのことは置いておきまして、今日は、一条工務店で建てた我が家の、「床暖房」事情についてです。

標準装備の床暖房

 一条工務店の特徴といえば、そのひとつに「全館床暖房」があります。家全体(1階も、2階も、ウォークインクローゼットも、トイレも、お風呂の中も!)に床暖房を敷いてしまおう!という突飛なアイデアなのですが、これが高気密で建てられた近年の家では可能なのだそうです。平成初期生まれで、気密も何もない家で育った私からすると、なかなかびっくりでしたが。

 我が家も例外なく、全館床暖房になっています。我が家は一条工務店の中の「アイスマイル」という規格住宅で建て、グレード自体一条工務店の中で低い方でしたが、標準装備でした。

床暖房の種類や特徴

 一条工務店で採用されている床暖房は、「温水式床暖房」になります。

 床暖房も、主に電気式(電気を使って温める)、温水式(床下に温水を敷く)とあります。

 ・電気式床暖房の特徴

 電気代が高くなるがすぐに温まる。また、固定資産税が温水式に比べると、高くなりやすい。導入時のコストは安い。リフォーム時にも導入しやすい。キッチンのみなど、部分的な利用にも向いている。

 ・温水式床暖房の特徴

 温水を温める際に、電気を使う場合や、ガスを使う場合がある。実際に暖かくなるまで時間がかかる場合がある(1日~2日程度)また、固定資産税が電気式に比べると、安くなりやすい。導入時のコストは高め。リフォーム時に導入する難易度は高い。

 どちらが最適か、導入のタイミング、費用の問題等がありますので、人により様々でしょう。

我が家の床暖房を入れ始めました

 ここ伊豆高原では、12月に入り、最低気温が10度を下回るようになり、それに伴って室内温度も20度に近づくようになり、床暖房を入れ始めました。温暖なエリアなので、これでも遅い方だと思います。

 暖房の設定温度を、今の時期は25度にしています。センサーが床のあちこちに設置してあり、温度を見ながら調節してくれるそうです。とっても快適です。家の中では、薄い長そで一枚で十分暖かいのです。なので、子どもたちの寝冷えや、風邪をひく心配をすることが確実に少なくなりました。

最後に

 新しく家を建てるのに、快適な設備とは何か、考えますよね。床暖房は静岡県という温暖なエリアでは、考え方によっては不要かもしれません。ただ導入するメリットは、費用以上のものがあったと私たちは感じています。

 皆さんも、ぜひ床暖房の導入を検討してみてくださいね!

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新築は、2023年1月に引き渡されました!③~歩道のない道のススメ~

 皆様こんばんは。鈴木の妻です。

 土地を探すにあたって、わが家が重視していたことは、「購入後費用の掛からない土地探し」でした。今回は、③、④をご紹介します。

 前面道路を5m以上確保する

 家を建てるにあたって、5m未満だと、ハウスメーカーによってですが資材の搬入時に道の封鎖が必要になる可能性があります。よって警備員を置いたりするなど、費用が余計にかさむ可能性があります。

また、趣旨とは異なりますが車の停めやすさも変わってくるでしょうし、5m以上あれば、対向車とのすれ違いも難なく行えます。

あえて4m程度の前面道路を選ぶメリットとしては、「抜け道として使われにくい」ということでしょうか。ただ、抜け道として使われたとしても、駐車スペースの配置など、検討すべきことが多くなるため、5、6メートル程度の道路幅をお勧めします。

なお、4m未満の道路幅だと、敷地の一部を道路として使用する「セットバック」というものを作ることが法律で決められています。

 土地の前が歩道ではない

 広い道路などで土地の前に歩道があると、車の通り道を作るために「歩道の切り下げ工事」をする必要があり、何十万もかかる可能性があります。県道でも市道でも、申請をし、全額自己負担で工事を行います。街路樹があれば撤去も必要になりますし、既存のものを使うとしたら、家の配置にも影響を及ぼすものになります。

 ◎我が家の場合

 我が家の前面道路幅は、6mです。この伊豆高原エリアでは珍しいかもしれません。車は停めやすいですが、抜け道となっており、車が猛スピードで目の前を通り過ぎます。

 我が家の前は、歩道ではありませんが、「切り下げ工事」を行い、段差解消プレートがなくても車の出入りをしやすくしました。下記の写真の、黄色く囲ってある部分です(施工前)。調べたところによると、段差解消プレートを置いた状態で、それにつまずいて歩行者がはねられた場合、過失は段差解消プレート(異物)を置いた者にある、との判例がありました。費用は、歩道がなかったため、間口の11mが十数万円で済みました。

 道路の一部を工事するため、役所への申請が必要ですが、私の家では、費用を減らすため、申請は業者に委託せず自分で書類をそろえ行いました。役所に問い合わせをすると必要な書類を丁寧に教えてくれると思いますので、費用を抑えたい方はぜひご自分でやってみてください。現状や、工事後の断面図は必要となりますが、他はハウスメーカーからもらった配置図等や、業者からの聞き取りで作った申請書を提出するのみでしたので、思ったより簡単でした。

 マックス4台駐車することを予定していたため11mで申請しましたが、基本的には車の台数分、必要な部分のみの切り下げになるそうです。

 また、切り下げ工事は必ず外構工事の前に行いましょう!外構工事後だと、道路の側溝を取り換えるだけでなく、アスファルト部分を切り取ることになるため、余計な費用が掛かります!

 「切り下げ工事」は、本当におすすめな工事になります!役所への申請も、自力で行うことができますし、生活も、車で出入りをするたびにタイヤが傷むことを心配したり、衝撃に耐える心配がなくなります。皆様も、ぜひご検討くださいね!

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新築は、2023年1月に引き渡されました!②~平坦な土地のススメ~

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 皆様こんばんは。鈴木の妻です。ここからは、私が当時調べた内容、経験を元に、しばらくブログの担当させて頂きます。ちなみに、10歳くらいから実家の好条件の物件探しをしていたため、歴はかれこれ20年と、自然と長くなりました(笑)

 土地を探すにあたって、わが家が重視していたことは、「購入後費用の掛からない土地探し」でした。もちろん、「景色がきれいなところ」や、「自然の中で暮らす」など、色々な理由で土地探しを行うことを否定するわけではありませんので、ご了承くださいね。

 また、首都圏で土地探しを行う場合も、同じことがいえると思いますので、伊東市や、伊豆高原エリアに住んでいない方々もぜひ参考にしてみてください。

土地探し編

〇購入後できるだけ費用を抑えた土地探しのポイント

 ①造成済みの土地を見つける

 造成(更地にし、土地を建物が建てられるように平坦にすること)の済んでいない土地は、一からのスタートになりますので、まず雑木林の整理から行う場合もあります。これだと、木の高さにもよりますが、一本数万で切り倒して開拓、となります。その後、土地が更地となってから造成を始めますが、造成をするにも、高低差のある土地の場合擁壁と合わせて数百万円にもなる可能性があります。主に首都圏の場合は、高低差のある土地で造成がされていると、駐車スペースが決まってしまっていることがデメリットになる可能性があります。

 また、造成済みの土地は、造成費用が土地の値段に反映され、坪単価が高くなる傾向にあります。

 もし一斉開発で造成された土地でしたら、妊娠中から子どもが産まれたくらいの世帯、または60から70くらいのリタイア後の高齢世帯が多いように見受けられました。この伊豆高原も例外でなく、一斉開発されたエリアになりますので同じ子育て世帯が最も多いです。

 ②擁壁のない土地を探す

 つまり「平坦な土地」ということです。擁壁があると、最初に補修が必要かどうかから、その後のメンテナンスまで、高さにもよりますが数百万円単位でお金がかかることもあります。また、外構工事の際にも家の基準となる「ゴールライン」とあまりにも高低差があると、平坦な土地活用ができずに、階段を設けたりと使い勝手に影響を及ぼす可能性があります。

 ほかにも、道路から低くなっている土地だと、雨水などの排水の問題が出てくることも考えられます(基本は道路に向かって排水します)。

 擁壁は、わが家にも南側に1.6mのものがあり、昔に作られたもののため、補修が必要かどうか、作り替えが必要かをたくさん調べました。また、こちらで紹介している方法以外にも擁壁の作り方はまだまだありますので、もっとお知りになりたい方は、専門の業者さんにご連絡してみてください。

 擁壁には、主に3種類あります。

1,石積み擁壁

 一番昔からあるもの。石どうしをモルタル等でくっつけて積んで補強されていないと、今では新築の際に擁壁の作り替えとなる。強度は一番弱い。

2,ブロック擁壁

 間知ブロックと呼ばれるものを積んで固定し作る。費用はコンクリート擁壁に比べて安くなるが、デメリットとして、斜めに積むため土地の有効活用できる部分が少なくなる。

3,コンクリート擁壁

 コンクリートを現場で使用して作るか、既製品を使って擁壁を作成する。垂直に作ることができ、土地の有効活用ができる。また、費用は高めになる。

 擁壁の作り方のほかにも、この中のものを組み合わせた2段擁壁や3段擁壁等あります。今では、両方とも建築基準法の違反になり、作り替えとなります。

 また、2mを超える擁壁は、役所への申請が必要になります。言い換えると、「2mまでの擁壁は、どのように作ってあるか書類は作成しなくてもいい」となります。「低いから大丈夫」ではなく、確かな知識を仕入れたうえで購入することをお勧めします。

 

◎わが家の場合

 わが家の場合、造成をするため西側部分にコンクリートブロックで土留めを築き(5段、14mほど)、土を入れたため、100万円程度掛かりました。さらに、南側に1.6mの古いブロック擁壁があったため、作り直しの必要も相談したうえで、念のため擁壁に土圧がかからないように建物の一部を深基礎にしました。それによって擁壁は手を掛けずに済みました。

 次回も、「購入後できるだけ費用を抑えた土地探しのポイント」は続きます!

 

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新築は、2023年1月に引き渡されました!

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 突然ですが、わが家が最近こだわった「新築した家について」を、これからしばしば紹介したいと思います。(一条工務店)

土地探し編

 2021年10月、妻の一声で急に決まった「ここの土地を買おう!」

 妻は、そう宣言した前日に土地を見つけ、googlemapで場所を特定していました…

 そこからは、その日のうちに、不動産屋さんに連絡し僕が止める間もなく、アポイントを取っており、月末には現地を見学し、そのまま契約に至りました。

 

 今では、こんなにいい条件の土地はこの伊豆高原のエリアでなかなか出ないもので、貴重であったことは分かるのですが、当時の「家を建てる」ことを考えていなかった僕からは、突拍子もない発言に思えました。

 土地を契約した当時、次男は生後3か月、長男は1歳10か月。そこからは、住宅ローン、建築会社決めで怒涛の日々…

 これらのことを、少しずつ綴っていきたいと思います。

 

次回は、「購入後できるだけ費用を抑えた土地探しのポイント」を体験を元に投稿する予定です。

 

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