新築は、2023年1月に引き渡されました!②~平坦な土地のススメ~

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 皆様こんばんは。鈴木の妻です。ここからは、私が当時調べた内容、経験を元に、しばらくブログの担当させて頂きます。ちなみに、10歳くらいから実家の好条件の物件探しをしていたため、歴はかれこれ20年と、自然と長くなりました(笑)

 土地を探すにあたって、わが家が重視していたことは、「購入後費用の掛からない土地探し」でした。もちろん、「景色がきれいなところ」や、「自然の中で暮らす」など、色々な理由で土地探しを行うことを否定するわけではありませんので、ご了承くださいね。

 また、首都圏で土地探しを行う場合も、同じことがいえると思いますので、伊東市や、伊豆高原エリアに住んでいない方々もぜひ参考にしてみてください。

土地探し編

〇購入後できるだけ費用を抑えた土地探しのポイント

 ①造成済みの土地を見つける

 造成(更地にし、土地を建物が建てられるように平坦にすること)の済んでいない土地は、一からのスタートになりますので、まず雑木林の整理から行う場合もあります。これだと、木の高さにもよりますが、一本数万で切り倒して開拓、となります。その後、土地が更地となってから造成を始めますが、造成をするにも、高低差のある土地の場合擁壁と合わせて数百万円にもなる可能性があります。主に首都圏の場合は、高低差のある土地で造成がされていると、駐車スペースが決まってしまっていることがデメリットになる可能性があります。

 また、造成済みの土地は、造成費用が土地の値段に反映され、坪単価が高くなる傾向にあります。

 もし一斉開発で造成された土地でしたら、妊娠中から子どもが産まれたくらいの世帯、または60から70くらいのリタイア後の高齢世帯が多いように見受けられました。この伊豆高原も例外でなく、一斉開発されたエリアになりますので同じ子育て世帯が最も多いです。

 ②擁壁のない土地を探す

 つまり「平坦な土地」ということです。擁壁があると、最初に補修が必要かどうかから、その後のメンテナンスまで、高さにもよりますが数百万円単位でお金がかかることもあります。また、外構工事の際にも家の基準となる「ゴールライン」とあまりにも高低差があると、平坦な土地活用ができずに、階段を設けたりと使い勝手に影響を及ぼす可能性があります。

 ほかにも、道路から低くなっている土地だと、雨水などの排水の問題が出てくることも考えられます(基本は道路に向かって排水します)。

 擁壁は、わが家にも南側に1.6mのものがあり、昔に作られたもののため、補修が必要かどうか、作り替えが必要かをたくさん調べました。また、こちらで紹介している方法以外にも擁壁の作り方はまだまだありますので、もっとお知りになりたい方は、専門の業者さんにご連絡してみてください。

 擁壁には、主に3種類あります。

1,石積み擁壁

 一番昔からあるもの。石どうしをモルタル等でくっつけて積んで補強されていないと、今では新築の際に擁壁の作り替えとなる。強度は一番弱い。

2,ブロック擁壁

 間知ブロックと呼ばれるものを積んで固定し作る。費用はコンクリート擁壁に比べて安くなるが、デメリットとして、斜めに積むため土地の有効活用できる部分が少なくなる。

3,コンクリート擁壁

 コンクリートを現場で使用して作るか、既製品を使って擁壁を作成する。垂直に作ることができ、土地の有効活用ができる。また、費用は高めになる。

 擁壁の作り方のほかにも、この中のものを組み合わせた2段擁壁や3段擁壁等あります。今では、両方とも建築基準法の違反になり、作り替えとなります。

 また、2mを超える擁壁は、役所への申請が必要になります。言い換えると、「2mまでの擁壁は、どのように作ってあるか書類は作成しなくてもいい」となります。「低いから大丈夫」ではなく、確かな知識を仕入れたうえで購入することをお勧めします。

 

◎わが家の場合

 わが家の場合、造成をするため西側部分にコンクリートブロックで土留めを築き(5段、14mほど)、土を入れたため、100万円程度掛かりました。さらに、南側に1.6mの古いブロック擁壁があったため、作り直しの必要も相談したうえで、念のため擁壁に土圧がかからないように建物の一部を深基礎にしました。それによって擁壁は手を掛けずに済みました。

 次回も、「購入後できるだけ費用を抑えた土地探しのポイント」は続きます!

 

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